こんにちは♪
右緒蓮芭 府越斗です。
2014年に「NISA」がスタート、2017年には、「iDeCo」の加入対象が拡大して、専業主婦や公務員も利用できるようになりました。
「投資」というワードは、以前に比べて、ワタシのようなまったくフツーの会社員にも、随分と身近なものになりました。
資産運用の際は、株式などの「リスク資産」と、預貯金などの「無リスク資産」のバランスを考える事が、とても重要です。
リスク資産 | 無リスク資産 |
株式 投資信託 ETF など |
現金 預貯金 MRF など |
無リスク資産=安全資産とも言えるわな。
では、それぞれの資産割合はどの程度がベターなのでしょうか?
調べてみました。
① 同じ割合
同じ割合、つまり、
リスク資産:無リスク資産
=1:1
という事ですよね。
かなりシンプルな考え方ですが、「これから資産形成をスタートしたい」という人には、結構おすすめだと思います。
なぜなら、ゼロから資産形成を始める場合、投資でお金を増やす事を考える一方で、万一の場合に備える生活防衛資金も、用意する必要があるからです。
この場合、「iDeCo」や「つみたてNISA」を利用しつつ、「財形貯蓄」や「積立預金」を併用する事も有効な方法です。
② 100マイナス年齢
100から現在の年齢を引いた数字を、投資額=リスク資産の割合(パーセンテージ)とする考え方です。
つまり、こんな感じ↓
年齢 | リスク資産割合 |
20歳 | 80% |
30歳 | 70% |
40歳 | 60% |
50歳 | 50% |
60歳 | 40% |
ただ、
同世代でも、お金に関する状況って、みんな違うわよね…。
なわけです。
例えば、
・就業状況
・婚姻状況
・マイホームの有無
・子の有無
などなど。
考え方も環境も人それぞれ違います。
「40歳なので資産の60%を投資すると良いよ!」
というのが、すべての40歳にあてはまる訳ではありません。
とりあえず「1つの目安」くらいに考えておけば良いかと思います。
③フルインベストメント
フルインベストメント、すなわち「全力投資」です。
投資金額が大きくなれば、投資成果も大きくなるので、リターンも大いに期待できます。
ただ、リスクを大きく取っている分、値下がりした時のダメージも大きくなります。
リスク資産割合を大きく取るにしても、前述のように生活防衛資金をしっかり確保する事を心がけておくべきと思います。
日本と米国を比較
金融庁が2014年に公表した「金融モニタリングレポート」によると、日本と米国の家計に占めるリスク資産の割合は以下の通りでした。
日本 | 米国 |
16.1% | 53.2% |
その差、3倍以上です…。
NISAとiDeCoの普及を考慮すれば、当時より若干差は縮まっているかも知れませんが、「リスクを取って資産を増やす」米国民の姿勢は、大いに参考にすべきですよね。
まとめ
というわけで、資産全体の中の「リスク資産」と「無リスク資産」の割合は、どの程度がベターなのか?という事を調べてみました。
ポイントの1つに、無リスク資産=安全資産をどの程度残すのか?という事が挙げられると思います。
言い換えれば「生活防衛資金をどの程度確保するか?」という事にもなりますよね。
守りも攻めも、どちらも重要って事だよね。
生きていると、いろいろありますからね…。
ではまた♪
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