
こんにちは♪
右緒蓮芭 府越斗です
新NISA制度が本格的に浸透し、資産形成への関心が高まる2026年。非課税の恩恵を最大限に受けるために、「何を」「どう」買うべきか悩んでいる方も多いでしょう。
この記事では、つみたて投資枠と成長投資枠、それぞれの役割に応じた最適な投資対象を提案し、そのメリットを詳しく解説します。
【つみたて投資枠】迷ったらこれ!王道ファンドの二択
長期的な資産形成の土台となるつみたて投資枠では、コストが低く、世界経済の成長の恩恵を享受できるインデックスファンドが最適です。
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) (通称:オルカン)
分散効果の最大化
日本を含む全世界の株式に幅広く分散投資するため、特定国や地域の景気に左右されにくい、高い安定性があります。
手間いらず
世界経済の成長に合わせて自動的に投資比率が調整されるため、投資家自身によるリバランス(資産配分の調整)が不要で、初心者の方でも安心して長期保有できます。
全世界の成長を享受
将来、米国以外の国が大きく成長した場合でも、そのリターンをしっかりと取り込むことができます。
2. eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
高い成長期待
過去の実績から、世界経済を牽引してきた米国の大手優良企業500社に集中投資します。今後の更なる成長を期待する方には魅力的です。
低コストでの優良企業へのアクセス
誰もが知る巨大グローバル企業(GAFAMなど)に、極めて低い信託報酬で投資できます。
シンプルで分かりやすい
S&P500指数は非常に有名で、情報も豊富であり、投資成果が把握しやすいです。
【成長投資枠】攻めの戦略!ETFと国内高配当株で「配当」と「値上がり」を狙う
成長投資枠は、つみたて投資枠とは別に、個別株やETF(上場投資信託)など、より幅広い選択肢に投資できるのが魅力です。ここでは、特に魅力的な海外ETFと国内高配当ETFを紹介します。
米国ETF:世界・米国への分散投資
VT (バンガード・トータル・ワールド・ストックETF)
全世界の約9,000銘柄に投資する「世界株式の百貨店」。これ一本で究極の分散効果が得られ、オルカンに非常に近い投資対象をETFとして保有したい場合に最適です。
VTI (バンガード・トータル・ストック・マーケットETF)
米国市場全体の約4,000銘柄に投資。S&P500に加え、中小企業(中小型株)までカバーするため、米国市場の成長の全てを取り込むことを目指せます。
米国高配当ETF:安定したインカムゲイン(配当金)を狙う
安定した配当金(分配金)によるキャッシュフローを重視する方におすすめの銘柄です。米国の高配当株は四半期ごとに分配金が支払われます。
SPYD (SPDR ポートフォリオS&P 500高配当株式ETF)
S&P500構成銘柄のうち、配当利回りの高い80銘柄に均等分散投資。景気敏感株の比率が高く、高めの利回りが魅力です。
VYM (バンガード・米国高配当株式ETF)
連続増配実績のある企業など、財務健全性の高い高配当株約400銘柄に投資。分散性が高く、安定した配当を狙えます。
HDV (iシェアーズ コア高配当株ETF)
財務の健全性と持続的な配当支払能力に着目した約75銘柄に厳選投資。不況に強いディフェンシブ銘柄が多く、市場変動時の安定性が期待できます。
国内高配当ETF:為替リスクを抑え、日本株の配当を狙う
1489 (NEXT FUNDS 日経平均高配当株50指数連動型上場投信)
日本円で完結
海外ETFのような為替変動リスクがなく、円建てで安定した配当金を得たい場合に最適です。
高い流動性
日経平均採用銘柄から、配当利回りの高い50銘柄に投資。日本の優良企業に幅広く分散できます。
非課税枠の活用
日本株の配当金は、本来約20%が課税されますが、NISA成長投資枠で保有することでまるごと非課税になり、手取り額を最大化できます。
まとめ
というわけで、2026年のワタシ的オススメのNISA戦略は、以下の組み合わせが基本となります。
つみたて投資枠
オルカンまたはS&P500で、長期的な資産形成の土台を築く。
成長投資枠
・VT、VTIで、世界や米国市場全体への値上がり益(キャピタルゲイン)を狙う。
・SPYD、VYM、HDV、1489で、安定的なキャッシュフロー(インカムゲイン/配当金)を狙う。

要するに、まったく例年通りの戦略って事ですね?

…まぁそういう事っす
ではまた♪

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