こんにちは✨😃❗右緒蓮芭 府越斗です。
米国株式は現在『GAFA』の躍進もあり、好調な推移を継続しています。
ワタシも今年2020年のNISA枠にて、初めて米国ETF を購入しました。

ワタシは「ドル建て部分」の運用を、今のところ
▪VT → 50%
▪IVV → 25%
▪SPYD → 25%
↑こんな配分で予定しております。
ただ、IVV と SPYD の中身を見ると、
▪IVV → S&P500
▪SPYD → S&P500の高配当上位80銘柄
ということで、
「なんかS&P500に偏ってるかなー…」という気持ちもあります。。
もちろんS&P500と言えば、米国を代表する株価指数なのでこのままでもいーんですが、最近になって米国全体を投資対象とする「VTI」も、ちょっと気になり出しました。。
そんなわけで、先日購入したS&P500連動型ETF 「IVV 」と「VTI」について、気になる部分をざっくり比較してみました。。
(文中の主な比較数値は「ブルームバーグ」のサイトを参照しました。)
投資対象は?
▪VTI (バンガード・トータル・ストック・マーケットETF)
→ 米国株式市場に上場するおよそ4,000銘柄。大型株の他、中型・小型株も含む。
▪IVV( iシェアーズ・コア S&P 500 ETF)
→ 「S&P500」。米国を代表する大型株500銘柄。
「VTI」はこれ1本で、米国のほとんど全ての上場株式へ投資が可能なんですねー。
一方の「IVV」の投資対象はS&P500です。伝説の投資家ウォーレン・バフェット氏が家族に「自分の死後は資金の90%をS&P500へ投資するように」と語ったとも言われております。。
規模は?
資産総額
2020年2月7日現在の数字です。
▪「VTI 」→14兆6,101億ドル
▪「IVV」→21兆8,685億ドル
日本円ではなくUSドルの数字です。。
設定日
▪「VTI 」→2001年5月31日
▪「IVV」→2000年5月19日
どちらも設定以来20年近いですね。
リーマンショックも経験済みです。。
保有銘柄
▪「VTI 」
※出典「Vanguard」サイト
▪「IVV」
※出典「BlackRock」サイト
↑それぞれの組み入れ上位10銘柄です。
順位の並びは多少違いますが、ほとんど一緒ですよね。。
米国を代表する企業が名を連ねております。
チャートとリターン
比較チャート
※出典「トレーディングビュー」
↑ローソク足「S&P500」に対して、オレンジが「VTI」です。
ここ5年来のチャートですが、、ほとんど一緒ですよね…。
リターン
過去のリターンも、ほとんど同じです。。
3ヵ月 | 1年 | 3年 | 5年 | |
VTI | 8.87% | 24.58% | 14.75% | 11.80% |
IVV | 8.97% | 26.12% | 15.43% | 12.31% |
コスト
▪「VTI 」→ 0.03%
▪「IVV」→ 0.04%
保有にかかる経費率(年率)です。
わずかに「VTI」が勝りますが、ほとんど互角ですね。
余談ですが、ワタシがiDeCoで積み立中の「DCニッセイ外国株式インデックス」のコスト(信託報酬)は、、
2017年 → 0.2268%
2020年 → 0.154%
(※出典:SBI証券)
と、引き下げられました(税込み)。
利用者としては実に嬉しい限りですが、上記の「VTI」と「IVV」をはじめ、ETFは更に低コストとなります。。
利回り
▪「VTI 」→ 2.09%
▪「IVV」→ 1.91%
直近配当利回り(2019年12月、税込み)です。
こちらも「VTI」がやや勝っております。。
まとめ
という訳で、今回は米国ETFの「VTI」と「IVV」をざっくりと比較してみました。
数値やチャートを見比べると、どちらも甲乙付け難いというのが正直な感想です。
ワタシとしては今後ポートフォリオの「SPYD」比率を、もうちょっと増やそうかなーと考えているので、そうなるとバランスとしては「IVV」より「VTI」なのかなぁ…という感じです。。