※2024年1月19日に記事内の数値等を更新しました。
こんにちは♪
右緒蓮芭 府越斗です。
米国株式は現在『GAFAM』の躍進もあり、好調な推移を継続しています。
ワタシも2020年のNISA枠にて、初めて米国ETF を購入しました。
ワタシは「ドル建て部分」の運用を、今のところ
▪VT → 50%
▪IVV → 25%
▪SPYD → 25%
↑こんな配分で予定しております。
ただ、IVV と SPYD の中身を見ると、
▪IVV → S&P500
▪SPYD → S&P500の高配当上位80銘柄
ということで、
「なんかS&P500に偏ってるかなー…」という気持ちもあります。
もちろんS&P500と言えば、米国を代表する株価指数なのでこのままでもいいのですが、最近になって米国全体を投資対象とする「VTI」も、ちょっと気になり出しました。
そんなわけで、先日購入したS&P500連動型ETF 「IVV 」と「VTI」について、気になる部分をざっくり比較してみました。
(文中の主な比較数値は「ブルームバーグ」のサイトを参照しました。)
投資対象は?
「VTI」はこれ1本で、米国のほとんど全ての上場株式へ投資が可能なんですねー。
一方の「IVV」の投資対象はS&P500です。伝説の投資家ウォーレン・バフェット氏が家族に「自分の死後は資金の90%をS&P500へ投資するように」と語ったとも言われております。
規模は?
資産総額
2024年1月19日現在の数字です。
▪「VTI」→ 3,484億ドル
▪「IVV」→ 4,089億ドル
日本円ではなくUSドルの数字です。
設定日
▪「VTI 」→ 2001年5月31日
▪「IVV」→ 2000年5月19日
どちらも設定以来20年以上です。
リーマンショックも経験済みです。
保有銘柄
▪「VTI 」
※出典「ブルームバーグ」
▪「IVV」
※出典「ブルームバーグ」
↑それぞれの組み入れ上位10銘柄です。
順位の並びは多少違いますが、ほとんど一緒ですよね。
米国を代表する企業が名を連ねております。
チャートとリターン
比較チャート
※出典「ブルームバーグ」
↑オレンジ「VTI」に対して、青が「IVV」です。
ここ5年来のチャートですが、ほとんど一緒ですよね…。
リターン
過去のリターンも、ほとんど同じです。
3ヵ月 | 1年 | 3年 | 5年 | |
VTI | 11.53% | 23.28% | 7.88% | 13.43% |
IVV | 11.18% | 24.55% | 9.89% | 14.23% |
コスト
▪「VTI 」→ 0.03%
▪「IVV」→ 0.03%
保有にかかる経費率(年率)です。
互角ですね。
余談ですが、ワタシがiDeCoで積み立中の「DCニッセイ外国株式インデックス」の信託報酬は、
2017年 | 0.2268% |
2020年 | 0.154% |
2024年 | 0.09889% |
と、引き下げられました(税込み)。
利用者としては実に嬉しい限りですが、上記の「VTI」と「IVV」をはじめ、ETFは更に低コストとなります。
配当利回り
▪「VTI 」→ 1.69%
▪「IVV」→ 1.61%
直近配当利回り(2023年12月、税込み)です。
「VTI」がやや勝っております。
まとめ
という訳で、今回は米国ETFの「VTI」と「IVV」をざっくりと比較してみました。
数値やチャートを見比べると、どちらも甲乙付け難いというのが正直な感想です。
ワタシとしては今後ポートフォリオの「SPYD」比率を、もうちょっと増やそうかなーと考えているので、そうなるとバランスとしては「IVV」より「VTI」なのかなぁ…という感じです。
カーモンベイビー、アメリカ♪
懐っ
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