こんにちは♪
右緒蓮芭 府越斗です。
新型コロナウィルスの影響で、3月〜5月にかけて、多くの銘柄が新規上場を中止する事態となりました。
全国の緊急事態宣言が解除された6月以降は、10以上の銘柄が新規上場し、全ての銘柄で初値が公募価格を上回りました。(※7/29現在)
つまり、6月以降IPOに参加できていたなら、絶対儲かったって事ね。
そういう事っす♪
ただし、IPO株を入手するには、証券会社ごとに抽選が行われ、これに当選しなければ購入申し込みできません。
では、当選確率を上げる方法は?
今回は、IPO抽選の当選確率を上げる方法を考えてみます。
①証券会社と仲良くなる。
仲良くなる=「お得意様」になるという事ですね。
と言っても、どこの証券会社でも良いと言う訳ではなく、当然ながらIPOを取り扱う証券会社のお得意様にならなくては意味がありません。
ちなみに、IPO株の配分には以下の2通りの方法があります。
・裁量配分
・抽選配分
【裁量配分】とは文字通り、証券会社の裁量による配分です。
証券会社と付き合いのある「いいお客さん」ほど有利になります。
いいお客さんって?
例えば、数千万円預けて頻繁に取り引きするような人ですね。
なるほど…。
一方【抽選配分】は、ネットでの申し込みを含む抽選方式です。
こちらは完全に「抽選」なので、裁量配分とは異なり、チャンスは誰にでも平等にあります。
店舗型の証券会社の場合、
【裁量配分】の割合が90%
【抽選配分】の割合が10%
という会社が多いですが、ネット証券では「完全抽選配分」を掲げる会社があります。
②複数の証券会社から申し込む。
IPO案件ごとに、抽選に参加できる証券会社(=幹事証券)は違いますが、年間を通して幹事になる回数が多い証券会社がいくつかあります。
なので、そういった証券会社に口座を作っておき、いつでもIPO抽選に参加できるようにしておくのが基本です。
抽選申し込みの段階で、証券会社の口座に公募価格分の残高が必要となりますが、口座内の残高がゼロでもIPO抽選に参加できる証券会社もあります。
③主幹事の証券会社から申し込む。
「主幹事」とは、幹事証券の中で中心的な役割を果たす証券会社で、当選本数の8〜9割は、主幹事会社へ割り当てられると言われています。
ワタシの場合、これまで当選した全ての案件が、主幹事の証券会社での申し込みです。
主幹事となる事が多い証券会社には、
・大和証券
・野村證券
・SMBC日興証券
・みずほ証券
・SBI証券
などがあります。
④「穴場」的な証券会社から申し込む。
主幹事となるような証券会社に比べ、開設口座数が少ない証券会社の場合、IPO抽選に参加する人が少ない(=ライバルが少ない)というのも結構よく言われています。
なので、そういった証券会社で抽選に参加してみるというのも、一つの方法です。
⑤「100%完全平等抽選」のネット証券から申し込む。
上の①で書いた通り、IPO株を手に入れるには、証券会社の「お得意様」ほど有利となりますが、「100%完全平等抽選」のネット証券もあります。
中でも幹事になる回数が多い「マネックス証券」は、IPO抽選に参加するなら、口座開設しておきたい会社です。
まとめ
というわけで、今回は「IPOの当選確率を上げる方法」を考えてみました。
6月以降のIPOは、今のところ全ての銘柄が「初値上昇」しています。(※7/29現在)
ただし「コロナ禍」前も含めると、今年に入って40銘柄が新規上場しましたが、その内の18件が、初値が公募価格を下回る、いわゆる「公募割れ」となっています…。
IPO抽選に参加の際は、ネット等で前評判をチェックするのも大事かなと思います。
ちなみに、今年の当選状況は?
…残念ながら、ゼロ件です。
ではまた♪
ランキング参加中です。応援クリックお願いします!