こんにちは♪
右緒蓮芭 府越斗です。
先日、証券会社サイトのポートフォリオ画面を見ていたら、なんと!前回(昨年末)見た時よりも評価損益額が半減していました(泣)
大暴落?
確かに1月の後半以降、株価は続落していますが、さすがに50%ダウンしたという状況でもありません。
…では一体何故??
ちなみにワタシは投資情報サイトの「モーニングスター」と、スマホアプリの「Yahooファイナンス」にも、それぞれポートフォリオを作成していますが、そちらの方は証券会社の画面みたいに悲惨な事にはなっていませんでした…。
いったいどういう事??
結論から言いますと、2017年にNISAで買い付けた商品をロールオーバーしなかった事が、そもそもの原因だったのです!
評価損益が激減?
普段のチェックはYahooファイナンス
普段ワタシは自分の資産状況をチェックする際、スマホアプリのYahooファイナンスをよく使います。わざわざ証券会社のサイトにログインするのが面倒なので…。
ただ、毎月のETF買い増し時やIPO抽選に申し込む時には、ログインしたついでにポートフォリオもチェックします。
今回書くのはそんな時に起こった出来事です。
買い付け価格が変わってる?
その時タブレットは、トータルの評価損益が、つい最近見た時の半分以下にまで激減しているポートフォリオ画面を表示していました。
ワタシは何が起きたのか理解出来ず、しばらく画面を眺めていました。
やがて我に返り、ポートフォリオの各項目を確認していくと、何故か「取得額」が以前と変わっているという事に気が付きました。
「え??、買い付け価格、こんなに高くなかったはずだけど…」
2017年、NISA口座を開設して最初に購入した3つの商品、
・MAXISトピックス上場投信(1348)
・ニッセイ外国株式インデックスファンド
・EXE新興国
の「評価損益」が激減、その反面「取得額」は実際の買い付け価格よりも高額に表示されていたのです!
ロールオーバーしなかった事が原因
NISAの非課税期間が終了すると、それまでのNISA口座から特定口座へ移管される事は分かっていました。
しかし、取得額まで変更された扱いになるということまでは、正直なところ理解不足でした…。
一般NISA口座で株式を120万円で購入し、5年の非課税期間終了時に150万円に値上がりしていたとします。
この時点で一般NISA口座から課税口座へ移す場合、取得価格は150万円に変更されます。(金融庁サイトより抜粋)
どう考えても不便なんですけど…
でも、これって結構不便じゃないですか?
だって、投資家が知っておきたい事って、「実際に投資した金額に対しての評価損益」なのであって、「課税口座へ移管された時点からの評価損益」なんて、別にそんなに気にならないのでは??
…って思ったんですけど、そう考えるのはワタシだけなんでしょうか?
解決方法は?
ワタシは当ブログにて、隔月で【資産公開】の記事を投稿しており、その中で「投資元本と評価額の推移のグラフ」を表示しています。
なのでワタシとしては、実際の取得額が分からなくなってしまう事態は避けたいわけです。
…ていうかフツーに考えると、別にワタシだけに限らず、投資している人ならば誰だって、せめてそこの差額くらいは押さえておきたいんじゃないの??って、やっぱり思っちゃうんですけどね…。
そんなわけで、何はともあれNISA口座から課税口座へ移管後も、ポートフォリオで実際の買い付け価格を表示する方法を探ってみました!
別のポートフォリオを作成する
先程の金融庁サイトの記載を見る限り、どこの証券会社も同様だと思いますが、今回の件はワタシがメインで利用しているSBI証券での出来事なので、同社のサイトを例に見ていきます。
↑ポートフォリオ画面です。
赤ラインで示した「新規ポートフォリオの作成」の文字があるのでクリックします。
すると初期設定のポートフォリオ以外に、もう一つ別のポートフォリオを作れるので、そこへNISA買い付け時の金額を入力すればOKです。
とは言っても、NISA買い付け時の購入金額なんて、いちいち覚えていませんよね。
ページ上部の「口座管理」ボタン→「電子交付書面」の順に進んで行くと、過去の取り引き報告書を閲覧出来るので、そこで当時の買い付け金額の確認が出来ます。
別のサイトも併用してみる
前述のように、ワタシは投資情報サイトの「モーニングスター」とスマホアプリの「Yahooファイナンス」にもポートフォリオを作成してあります。
この2つはNISA口座か課税口座かの区別はないので、NISAの非課税期間が終了して課税口座へ移管しても、表示される買い付け金額に変化はありません。
買い付ける度に入力する手間はありますが、今回のような場合に戸惑ってしまうことはありませんよね。
まとめ
今回はNISA買い付け商品をロールオーバーしなかった結果起こった出来事を取り上げてみました。
記事中で何度か書きましたが、買い付け金額が変更されるのって、やっぱり腑に落ちないと言うか、何か違うと思うんですよね~。
制度上そうなっていると言われてしまえばそれまでなんですが、つい最近まであった「含み益」が、ある日急に「含み損」になっていたのは、コロナショック以来の衝撃でした…笑
まぁ実際に損したというわけでは、全然ないんだけどね。
いや、それにしても…。
ではまた♪
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