こんにちは♪
右緒蓮芭 府越斗です。
長かったコロナ禍を経て、先日およそ4年半ぶりに映画館へ行って来ました。
君たちはどう生きるか
心待ちに
子供の頃からジブリ作品に親しんできたワタシとしては、宮崎駿監督が「風立ちぬ」後の引退宣言を撤回して新作の制作を開始したという話を聞いて以降、公開を心待ちにしていました。
引退を撤回したのも、すでに何年も前の話(たぶん2017頃…?)なのですが、制作中の次回作が「君たちはどう生きるか」という戦前の児童向け文学が原作らしいという事が分かり、早速漫画版を購入してみたのも、懐かしい思い出ですw
(↑※詳細は画像をクリックしてね)
前々作「崖の上のポニョ」は、小さい子供~大人まで幅広い世代が楽しめた作品でしたが、前作「風立ちぬ」は、ジブリ作品としては、大人向けの作品という印象でした。
漫画版の「君たちは…」を読んでみて、次回作は十代半ば、中学生くらい以降を観客層として考えているのだろうと、勝手に想像していましたが、映画の内容は漫画版とはまったく違っており、唯一同じ設定といえば主人公の年齢が同じくらいなのかなぁと…
今回の作品については予告編や前宣伝は一切無く、キャストについても不明という異例の公開でした。その方法に関しては様々な声がありますが、ワタシとしては、それさえエンターテイメントとして楽しめたと思っています。
レビュー(※ネタバレあり)
ネットでこの作品についてのレビューを見ると、結構な賛否両論具合となっています。
ずっとレビューを見まくっていると、ちょっと国を二分する状況みたいに思えてしまうほどです笑
否定的な声の中で気になったのが、
「難解」「意味不明」
というものです。
物語の舞台は戦時中の日本から始まり、途中からファンタジーな世界へと移行するのですが、ワタシとしては、ファンタジーって割と意味不な部分あるんじゃない?と思っています。宮崎作品であろうとなかろうと。
ワタシは結構楽しめた観客の中の一人です。
美しい情景、幻想的な世界、少年と少女、主人公の冒険と成長などなど、久々の宮崎ワールドを堪能しました。
…ええお客さんやね
「宮崎作品の集大成」、「宮崎監督の自伝的作品」みたいな記事もどこかで見ましたが、作中に出てくる“積み木”が、これまでのいくつかの宮崎作品=宮崎ワールドを表しているなのかなぁって感じですよね。
だとしたら、それを一刀両断したインコの大王や、彼を支持するインコの群衆は何を意味するのか?
もしかして「インコ」ではなく「アンチ」みたいな言葉遊び??
いやいや、右傾化する世相を表しているのかなぁ…
君たちはどう増やすか
というわけで、来年のNISA改正に向けて、宮崎駿監督からのメッセージが込められた作品だったわけですが、
ウソ言わないで‼
…まぁ資産運用に関する直接的なメッセージはなかったようでしたが、「生きる」ためには、やはりお金は要るわけです。
現在とその先の未来を生きるワタシ達としては、記録的な猛暑の中でもがんばって働いてお金を稼いで、同時に将来に向け資産運用したりと冒険さながらですw
言葉のニュアンス的に「君たちはどう貯めるか」だと、あまり面白味がなく、ややもすると少々がめつい感じもありますが、「君たちはどう増やすか」って書くと、何かそこに趣味的な要素が見え隠れする気がしませんか?
まぁ、趣味性に思いを馳せ過ぎて、運用結果がファンタジーになってしまっては困っちゃいますが…
夏の映画館って、結構クーラーきつくない?
…上着が要るっす
ではまた♪
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